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天窓(トップライト)は遮熱対策すべき?具体的な方法やケース別の対策を紹介

2026/07/05 Sun
この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。25年以上、約10,000件の現場経験で培った技術と知識をもとに、屋根・雨樋・板金・外壁工事に携わる。建築家・隈研吾氏が関わるカフェ「和國商店」のプロデュース(グッドデザイン賞等受賞)、海外での活動なども行う。また、全国の屋根屋50社以上と共にボランティア活動を行い、屋根の展示イベント「屋根展」を主宰している。

「天窓(トップライト)は遮熱対策をした方が良いの?」

「天窓の遮熱対策の方法が知りたい」

上記のように、天窓の遮熱対策について知りたい方もいるのではないでしょうか。

本記事では天窓に遮熱対策を施した方が良い理由や具体的な方法、おすすめの遮熱対策を紹介します。

天窓は、室内に自然光を取り入れられる便利な設備ですが、対策をしないと夏場の暑さにつながってしまうこともあります。

室内を快適な状態に保つには、住宅の状態や予算に合わせて適切な遮熱対策をとることが大切です。

天窓修理のおすすめの依頼先や施工事例もご紹介しますので、天窓の遮熱対策でお悩みの方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

天窓(トップライト)に遮熱対策を施した方が良い理由とは?

天窓に遮熱対策を施した方が良い理由は以下のとおりです。

・強い日差しが入りやすい
・古い天窓は性能が低い
・暖かい空気がたまりやすい場所にある

以下で詳しく解説します。

強い日差しが入りやすい

天窓は、壁にある窓よりも高い位置にあるため、太陽光の影響を受けやすい傾向にあります。

とくに南向きに設置されている天窓では、強い日差しが長時間入り込むことになります。

そのため、とくに夏場は室温が上昇しやすいのです。

古い天窓は性能が低い

古い天窓は単板ガラスであることが多く、熱を通しやすい傾向にあります。

そのため、築年数が古い住宅ほど、天窓からの暑さを感じやすいのです。

近年はほとんどの天窓で、複層ガラスやLow-Eガラスが採用されています。

複層ガラスは、ガラスを2枚重ねて間に空気の層を作ることにより、外の暑さや寒さを伝わりにくくしたものです。

Low-Eガラスは、ガラスに特殊な金属の膜をコーティングし、熱や紫外線を通しにくくしたガラスです。

暖かい空気がたまりやすい場所にある

冷たい空気は下に、暖かい空気は上に集まる性質があります。

そのため、天窓付近には暖かい空気がたまりやすく、屋根からの熱もこもりやすいです。

住宅の快適性を保つためにも、天窓の遮熱対策は大切と言えます。

天窓(トップライト)の遮熱対策は?

天窓の遮熱対策として以下の方法が挙げられます。

・遮熱フィルムを貼る
・ブラインドやロールスクリーンを設置する
・シェードやオーニングを設置する
・遮熱性能に優れた天窓に交換する

以下で詳しく説明します。

遮熱フィルムを貼る

室内に入り込む熱をカットする遮熱フィルムを貼ることで、簡単に遮熱対策ができます。

室温の上昇は防ぎたいけれど、天窓からの太陽光は遮りたくない場合におすすめの方法です。

ブラインドやロールスクリーンを設置する

ブラインドやロールスクリーンも、室内の明るさを保ちつつ、日差しを抑えたい場合におすすめのアイテムです。

ブラインドのメリットは、羽の角度に応じて光が入る量の調整ができる点です。

また、電動のブラインドやロールスクリーンであれば、高所でも簡単に操作できます。

さまざまな種類のブラインドやロールスクリーンがありますので、お好みに応じて選択することをおすすめします。

シェードやオーニングを設置する

日差しを遮る布製のシェードや、可動式の日除けであるオーニングの取り付けも、天窓の遮熱対策に有効です。

天窓専門のメーカーやホームセンター、通販サイトなどで購入可能です。

シェードもオーニングも、室内の温度上昇を抑制する効果があります。

遮熱性能に優れた天窓に交換する

天窓自体を遮熱性能に優れた天窓に交換してしまうことも一つの方法です。

費用はかかりますが、長期的に見ると根本的な対策方法と言えます。

例えば複層ガラスやLow-Eガラスを使用した遮熱性能に優れたタイプの天窓に交換することで、日差しを和らげられます。

【ケース別】おすすめの天窓(トップライト)の遮熱対策

本章では、おすすめの天窓の遮熱対策について、ケース別に紹介します。

具体的には、以下の方法があります。

・一時的な暑さ対策なら遮熱フィルムやブラインドの設置
・築年数が古い場合は天窓の交換
・参考:メンテナンスの負担をなくしたいなら天窓の撤去

順番に解説します。

一時的な暑さ対策なら遮熱フィルムやブラインドの設置

遮熱フィルムやブラインドであれば、比較的費用を抑えながら一時的な暑さ対策が可能です。

今季の夏の暑さを一旦軽減したい、費用をそこまでかけずに暑さ対策したいといった場合におすすめな方法です。

ただし、天窓交換より効果は低いため、あくまで一時的な暑さ対策として検討されることをおすすめします。

築年数が古い場合は天窓の交換

天窓の寿命は約20〜30年です。

寿命が近い、もしくは過ぎている場合は天窓自体が劣化している可能性が高いです。

築年数が古い場合は、天窓の交換を検討されることをおすすめします。

参考:メンテナンスの負担をなくしたいなら天窓の撤去

天窓は屋根に穴をあけて設置しているため、雨漏りしやすい箇所です。

雨漏りの心配をしたくない、メンテナンス費用を抑えたい、という場合には天窓の撤去もひとつの手段です。

天窓を撤去してしまえば、もうメンテナンスで頭を悩ませる必要はありません。

ただし、室内が暗くなる恐れがあるため、間接照明を追加で購入するなどの工夫は必要です。

天窓(トップライト)の遮熱対策で交換や撤去なら天窓修理の匠にご相談ください

天窓の遮熱対策で交換や撤去を行いたい場合、天窓の知識が豊富で技術力のある業者選びが大切です。

天窓修理の匠を運営するウチノ板金は、屋根専門のプロと言えるほどの業者です。

天窓を含む屋根周りの付帯部に関する知識や技術が豊富ですので、安心してお任せください。

さらに、ウチノ板金には「1級建築板金技能士」や「登録建築板金基幹技能者」などの国家資格を有する職人が在籍しています。

そのため、正しい知識や技術によって施工でき、工事後の不具合も起こりにくい点がポイントです。

ウチノ板金は天窓メーカーのベルックスから認定された天窓の修理や交換を行う施工店のため、ベルックスの天窓に関する正しい知識や技術を持っています。

また、大手リフォーム会社や施工店とは異なり、ウチノ板金では自社の熟練職人が施工を担当します。

そのため仲介手数料が発生せず、全体の価格を抑えられる点も大きな魅力のひとつです。

天窓(トップライト)を交換・撤去した施工事例

本章では、天窓を交換・撤去した施工事例を紹介します。

ビフォーアフターの画像と合わせて、工事内容や金額、工期などをお伝えしますので、天窓工事の依頼先でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

施工事例1

【BEFORE】

【AFTER】

年数が経過して屋根自体の防水性能が低下しており、全体的に補修が必要な状態にて相談を受けた事例です。

屋根のカバー工法と同時に天窓の交換工事を行いました。

天窓はトステム製からベルックス製に交換しています。

屋根はカバー工法を施したため、次回のメンテナンスもだいぶ先になりました。

本工事の費用は130万円(足場費用別途)、工期は6日間です。

劣化していた天窓の工事と雨漏り対策、屋根の工事ができ、長く安心して暮らせるようになって嬉しい、とお客様から喜びの声をいただきました。

施工事例2

【BEFORE】

【AFTER】

何度修理をしても天窓からの雨漏りが止まらず、建物へのダメージが進んでしまっていたケースです。

将来的なメンテナンスの負担を考慮し、天窓の撤去と屋根の補修を行いました。

天窓の撤去と防水シートの施工、既存の屋根と同じ屋根材での施工をしています。

工事費用は35万円(足場費用別途)、工期は2日間です。

お客様からも、雨の日への不安がなくなったとのご感想をいただきました。

住宅の状態や予算に合せて天窓(トップライト)の遮熱対策を行おう

天窓は高い位置にあるため太陽光の影響を受けやすく、とくに夏場においては室温が上昇しやすいです。

一時的な対策として遮熱フィルムを貼ったり、ブラインドやロールスクリーンを設置したりする方法があります。

しかし、もし長期的な対策をしたい場合には、遮熱性能に優れた天窓への交換や、天窓自体の撤去が有効です。

天窓の交換や撤去は費用がかかりますが、メンテナンスの負担を考慮するならメリットのある方法と言えます。

住宅の状態や予算に合わせて、天窓の遮熱対策を行うことをおすすめします。

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