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天窓(トップライト)の修理にかかる費用相場や実際の費用例を紹介

2025/08/03 Sun
この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

「天窓を修理したいけど、費用はいくらかかる?」

「天窓の修理で実際にかかった費用例を知りたい」

天窓のガラスが破損したほか、雨漏りが発生しているなどで天窓の修理を検討している場合、一番気になるのが費用面という方も多いのではないでしょうか。

この記事では天窓の修理にかかる費用相場や、実際に天窓修理の匠(運営:ウチノ板金)が担当した天窓修理の費用例を紹介します。

修理費用が変動するケースも分かるため、費用を抑えたい場合に役立ちます。

ぜひ最後まで目を通してみてください。

天窓(トップライト)の修理にかかる費用相場

本章では天窓の修理にかかる費用相場を、以下の修理ごとに紹介します。

・ガラス交換
・天窓自体の交換
・コーキングの打ち直し
・防水シートの交換
・屋根自体の補修
・天窓の取り外し
・天窓の後付け

1つずつ解説していきます。

ガラスだけ交換する場合

天窓を修理する際にガラスだけを交換する場合は、約5~30万円はかかります。

もし強風で飛んできた物がぶつかって割れたり、ひびが入ったりした際は、ガラスの交換を検討した方がよいです。

天窓自体を交換する場合

天窓自体を交換する場合は、約30~200万円かかると考えてください。

以下の場合は天窓自体の交換を検討した方がよいと言えます。

・ガラスに結露が発生しやすい
・フレームが腐食している
・雨漏りが頻繁に起こる

もし上記のトラブルが発生している場合は、まずは業者に依頼して修理が必要か確認してもらうことをおすすめします。

コーキングの打ち直しを行う場合

コーキングの打ち直しを行う場合は、約3~10万円の費用がかかります。

コーキングとは天窓と屋根材の隙間を埋めるための材料です。

経年劣化によってコーキング部分にひび割れが発生している場合などは、コーキングの打ち直しを行うことで補修できるケースがあります。

防水シートを取り替える場合

天窓の修理で防水シートを交換する場合の費用は、約15万円からと考えてください。

防水シートは、雨水が建物の内部に浸入しないよう設置されているシートのことです。

防水機能が低下して雨漏りが起きている場合などは、防水シートを交換するケースもあります。

屋根自体を補修する場合

屋根材の防水機能が低下し、天窓周辺で雨漏りが発生している場合、屋根自体の修理が必要となることもあります。

たとえばガルバリウム鋼板を使って施工する場合は、以下の費用がかかります。

・カバー工法:約150~400万円
・葺き替え:約200~500万円

天窓から雨漏りが発生していたとしても、他の箇所の劣化が原因というケースもあるため、まずは業者に点検してもらうことをおすすめします。

天窓を取り外したい場合

天窓を修理するのではなく、撤去したい場合は約20~50万円の費用がかかります。

雨漏りを心配したり、メンテナンスするのが面倒だったりする場合は撤去も可能です。

ただし天窓を撤去してしまうと、天窓がある場合に比べて室内が暗くなりやすいので、照明器具を増やすなどの工夫が必要です。

天窓を後付けしたい場合

天窓の後付け工事を行う場合は、約30~70万円の費用がかかります。

隣家との距離が近くて窓から太陽光を取り込めなかったり、人通りが多く周囲の視線が気になったりする場合、天窓を後付けすることで悩みを解消できます。

天窓(トップライト)修理で実際にかかった費用の例

本章では天窓修理で実際にかかった費用例を、工事内容や工期とあわせて紹介します。

天窓修理を検討している場合は、ぜひ参考にしてみてください。

屋根のカバー工法と天窓の交換を行った場合の費用例

【BEFORE】

【AFTER】

屋根のカバー工法と天窓の交換工事を、同じタイミングで行った事例です。

かかった費用は130万円(足場代別)で、工期は6日です。

屋根はある程度年数が経っており防水機能が低下していたため、ガルバリウム鋼板でカバー工法を行っています。

天窓はトステム製から、ベルックス製のものに交換しました。

コーキングの補修を行った場合の費用例

【BEFORE】

【AFTER】

築35年の戸建て住宅において、天窓のコーキング補修を行った事例です。

かかった費用は3万円(足場代別)で、工期は1日です。

調査したところ天窓のガラス部分がずれており、漏水していました。

ガラスのずれていた部分にコーキングを注入し、防水処理を強化したことで、長年悩まれていた雨漏りが解消されました。

天窓を取り外した場合の費用例

【BEFORE】

【AFTER】

店舗の屋根に設置されていた天窓が雨漏りしており、撤去した事例です。

かかった費用は25万円(足場代別)、工期は2日でした。

雨漏りは応急処理では改善せず、防水シートや枠の劣化が進んでいたため、天窓自体を撤去することになりました。

天窓と天窓周辺の屋根材を撤去し、新たな屋根材を施工しています。

天窓(トップライト)の修理費用が変動する要因

天窓の修理費用は、以下の要因によって変動するため注意が必要です。

・天窓の種類
・天窓のサイズ
・作業環境
・依頼する業者

順番に解説していきます。

天窓の種類

天窓は固定式や開閉式など種類によって、修理費用が変わります。

固定式の天窓は修理費用が比較的リーズナブルですが、開閉式の天窓は部品交換や調整が必要なケースが多く、費用がかかりやすいです。

とくに電動の開閉式天窓は、モーターやセンサーなどが故障した場合、修理の費用が高くなる傾向にあります。

天窓のサイズ

同じ天窓の種類でも、大きさによって修理費用は異なります。

理由は以下のとおりです。

・使用する部材が増える
・ガラスの面積が大きい
・防水処理を施す箇所が増える

たとえば同じ固定式の天窓でも、大きいサイズの天窓の場合は費用が高くなりやすいです。

作業環境

業者が修理する際の作業環境によっても、修理費用は変わります。

たとえば狭小地で作業車を近くに停められないほか、車両進入禁止エリアな場合、遠くから資材を運ぶ必要があり、費用がかかりやすいです。

また隣家との距離が狭かったり屋根の傾斜が急だったりする場合、足場が組み立てにくく、費用が高くなりやすいです。

依頼する業者

依頼先の業者が自社で施工するのか、下請け業者が施工するかによっても費用は変わります。

下請け業者に施工を任せる業者の場合は、仲介手数料が発生するため、費用が高くなりやすいです。

大手ハウスメーカーやリフォーム業者に依頼すると、仲介手数料が費用に上乗せされるケースが多いです。

一方、自社が施工を担当する業者の場合は、仲介手数料が発生しないため、その分費用を抑えられます。

天窓(トップライト)の修理費用を抑えたい場合は火災保険の利用も有効

天窓の修理費用を抑えたい場合は、火災保険が適用されるか確認してみてください。

以下のような自然災害によって天窓が破損した場合のみ火災保険を使え、費用を抑えられる可能性があります。

・雹(ひょう)や霰(あられ)によってガラスが割れた
・台風で物がぶつかってフレームが破損した など

経年劣化で破損した場合や自身で壊してしまった場合などは、火災保険を申請できないので注意してください。

申請期間は被害を受けてから3年以内なため、早めに申請することをおすすめします。

天窓(トップライト)の修理費用を抑えたい場合は自社施工業者に依頼しよう

天窓の修理費用は天窓自体を交換する場合やガラス交換だけ行う場合など、修理の内容によって費用が大きく異なります。

まずはご自宅の天窓に修理が必要なのか、どのような修理を行えば直るのかを業者に確認してもらってください。

また天窓は種類やサイズ、工事する際の作業環境、依頼する業者によっても修理費用が変わるため注意が必要です。

とくに大手ハウスメーカーやリフォーム業者に依頼する場合、下請け業者が施工を担当するため、仲介手数料がかかります。

そのため天窓の修理費用をできるだけ抑えたい場合は、仲介手数料がかからずリーズナブルな価格で施工が可能な自社施工業者に依頼することをおすすめします。

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