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天窓(トップライト)の雨漏り時に行いたい応急処置|注意点も徹底解説

2025/08/07 Thu
この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。

「天窓(トップライト)から雨漏りしている。応急処置をするべき?」

「天窓の雨漏りの応急処置って、どのように行えば良いの?」

このように、天窓の雨漏りに対する応急処置方法を調べている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、天窓が雨漏りしたら行うべき以下の内容を解説します。

・天窓の応急処置の方法
・応急処置をする際の注意点
・応急処置をしないと起こり得るトラブル
・応急処置が終わったらやるべきこと

本記事を読むことで、天窓の応急処置を正しく行えるだけでなく、応急処置後に必要なステップまで分かります。

大切なご自宅を守るためにも、ぜひ参考にしてください。

天窓(トップライト)が雨漏りしたら行いたい応急処置の方法

天窓(トップライト)が雨漏りしたら、以下の方法で応急処置を行います。

・バケツや洗面器を置く
・吸水シートを設置する
・ビニールで覆う

身近にあるものを使用し、まずは被害が広がらないようにすることが大切です。

具体的な方法について、以下で詳しく解説します。

バケツや洗面器を置く

室内で水滴が落ちてくる場所にバケツや洗面器を置いて、雨水を受け止めておきます。

水滴が跳ねたときに床が濡れてしまう可能性があるため、バケツや洗面器の下にはブルーシートなどを敷いておくのがおすすめです。

また、バケツや洗面器の中にタオルや雑巾などを入れておくと、水が周りに跳ねにくくなります。

吸水シートを設置する

吸水シートも応急処置に使用できます。

吸水シートはしっかりと吸水するため、雨漏りを受け止めるのに効果的です。

応急処置時には、床に敷いたり、天窓に貼り付けたりするのがおすすめです。

吸水シートがない場合でも、紙おむつやペットシーツも吸水力があるため、使用できます。

ビニールで覆う

落ちてくる水の量が多い場合や、雨漏りの範囲が広い場合は、ビニールで覆うことも有効です。

ゴミ袋など大きめのビニールを筒状になるようにし、養生テープで天窓に固定します。

その下にバケツを設置し、水の導線を作ることで雨水をこぼさず受け止められるのです。

このように、天窓からの雨漏り発生時には、身近にあるものを使用して応急処置ができますので、参考にしてください。

天窓(トップライト)が雨漏りして応急処置する際の注意点

天窓(トップライト)が雨漏りし、応急処置を行う場合には、次の二つのことに気を付けることが大切です。

水がでてくる箇所を塞がないこと、屋根に登って作業しないことです。

なぜ気を付ける必要があるのか順番に解説します。

水が出てくる箇所を塞がない

雨漏りの応急処置を行う場合、水が出てくる箇所は塞がないよう注意が必要です。

コーキング材やテープを貼って、水の流れを止めてしまうことはおすすめできません。

天窓からの水の落下は止められたとしても、屋根内部など他の場所に水が流れてしまうケースもあるためです。

水が出てくる箇所を塞がずに、適切な方法で応急処置することをおすすめします。

屋根に上って作業しない

屋根に上っての作業は大変危険なため、行わないことをおすすめします。

前章でご紹介したように、応急処置は室内から行える作業だけにとどめておくのがベターです。

普段から趣味でDIYを行っており、慣れているという場合でも、高所に上って作業するのは転落の恐れがありとても危険です。

「応急処置」と検索して調べると、ブルーシートで覆ったり防水テープを貼ったりという方法が出て来ますが、危険なため業者に依頼することをおすすめします。

天窓(トップライト)の雨漏り時に応急処置をしないと起こり得るトラブル

天窓(トップライト)の雨漏り時に応急処置をしないと、以下のトラブルが起こる恐れがあります。

・天井や壁が変色する
・シロアリが発生する
・構造部分が劣化する
・漏電による火災の恐れがある

詳しく確認していきます。

天井や壁が変色する

天窓の雨漏り時に応急処置をしないと、天井や壁が変色してしまう恐れがあります。

雨水が天井や壁紙に染み込み、変色したりシミができたりすることもあるため、注意が必要です。

また、変色だけでなくカビが発生することもあります。

カビの発生は健康被害にも繋がりかねないため、応急処置は大切です。

シロアリが発生する

天窓の雨漏り時に応急処置をしないと、シロアリが発生する可能性があります。

シロアリは湿気を好みます。

屋根などに使われている木材が雨漏りで湿ると、侵入してきたシロアリが木材を食べてしまうこともあるのです。

木材がシロアリに食べられてしまうと、最悪の場合、建物の倒壊につながる恐れもあるため、少しでも応急処置を行うことは大切です。

構造部分が劣化する

天窓の雨漏り時に応急処置をしないと、建物の構造部分が劣化する恐れがあります。

雨水が柱や梁(はり)まで染み込んでしまうと、建物の構造自体が腐食し、劣化が進んでしまうケースがあります。

長い間放置した結果、大掛かりな修繕が必要になり、費用が高くなるケースも考えられるのです。

結果的に大きな修繕が必要となってしまう前に、しっかりと処置をすることが肝心です。

漏電による火災の恐れがある

天窓の雨漏り時に応急処置をしないと、漏電による火災発生の恐れが生じます。

屋根裏にある電気配線やブレーカーが水に触れると、漏電する可能性があるのです。

金属部分が熱を持ち、発火しやすいホコリなどが触れれば、火災になる恐れもあります。

漏電ブレーカー(主幹ブレーカー)が「切」になっている場合は漏電している可能性があります。

また、コンセントなどが水滴で濡れてしまった場合も注意しなければなりません。

このように、少しの雨漏りでも放置すると大きなトラブルに繋がりかねないため、十分に気を付ける必要があります。

天窓(トップライト)の雨漏りの応急処置が終わったらやること

天窓(トップライト)の雨漏りの応急処置が終わった後は、以下の作業を行います。

・業者に修理を依頼する
・火災保険が使えるか確認する
・定期的に点検を行う

それぞれの手順について、順番に詳細を解説します。

業者に修理を依頼する

天窓からの雨漏りの応急処置が終わっても、これで終わりではなく、業者への修理依頼をする必要があります。

応急処置はあくまでも一時しのぎの方法です。

業者に雨漏りの原因を特定してもらい、適切な方法で修理してもらう必要があります。

そのためには、信頼できる修理業者を選ぶことがポイントです。

業者を選ぶ際は、天窓修理に特化した業者を選ぶと失敗が少なくなります。

火災保険が使えるか確認する

火災保険が使用できるかどうかも確認する必要があります。

もしも自然災害によって天窓が破損し、雨漏りが起きている場合は、火災保険が使える可能性もあります。

強風で飛んできた物が天窓にぶつかり、破損箇所から雨水が浸入しているケースが該当します。

また、雹(ひょう)や霰(あられ)が降ったことにより天窓が破損し、雨水が入り込んでいるケースなども当てはまります。

火災保険を使用するためには、被害を受けてから3年以内に申請しなければなりません。

天窓の雨漏りの応急処置が終わったら、早めの申請がおすすめです。

定期的に点検を行う

天窓の雨漏りの応急処置後は、定期的な点検も大切です。

定期点検は3~5年ごとに実施するのがおすすめです。

シーリングやガラスの状態を業者に確認してもらい、必要があれば補修も行ってもらいます。

定期点検によって、状態が悪くなる前に対処できるため、今後の安心感にも繋がります。

天窓(トップライト)の雨漏りは応急処置を行ったら早めに修理を依頼しよう

天窓(トップライト)から雨漏りが起きたら、まずは応急処置を行わなければなりません。

応急処置は、バケツや洗面器、吸水シートなど身近にある物で簡単に行えます。

しかし、応急処置はあくまで一時しのぎの方法です。

状態の悪化を防ぐためにも、早い段階で業者に雨漏りの原因を特定してもらい、適切な方法で修理してもらう必要があります。

天窓からの雨漏りで応急処置を行った後は、早めに修理を依頼することをおすすめします。

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